こんにちは、海外暮らしミニマリストのTomoです!
海外就職をしてから1年が経ち、海外で暮らすということの良いところ悪いところが以前より分かるようになってきました。
この記事では、未経験者が海外就職をする前に絶対知っておくべきことを5つ紹介します。
海外就職をしてからこんなはずではなかったということになると、人生の軌道修正に非常に労力が必要です。
なので、そんなミスマッチを起こさないためにも事前にこの記事を読んで自分の覚悟がどれほどのものかを確認してみてください。
この記事は海外未経験者が初めて海外就職することを前提として話をしています。すでに長期の海外留学を経験した方や英語がビジネスレベルの方には該当しないかもしれません。
目次
就職先はアジア圏の可能性が高くなる
まずはじめに、未経験者が海外就職する場合、アジア圏で働く可能性が高くなります。
私自身も未経験から海外就職しているのですが、赴任先はアジア圏です。
欧米、南米、アフリカなどの求人では、高確率でビジネスレベルの語学力が求められます。
更にそもそも人気があり競争が激しいので、未経験者可の求人はあまりない傾向があり、最低でもその分野の専門的な知識や数年の経験が求められるものがほとんどです。
現地採用の求人がほとんどないことも相まって、就職難易度がかなり高くなります。
このことから消去法的に未経験者や語学力が低い人はアジア圏での求人に応募することになるので、アジア圏で働く可能性が高くなります。
キラキラしたことばかりではない
ここもかなりギャップが生まれる部分です。
前提として忘れてはいけないのは、海外就職するということは仕事をするために海外で住むいうことです。
あくまでメインは仕事です。
現地人の商習慣や文化の違いからトラブルになることもしょっちゅうですし、ミスをして上司に怒られたりすることも普通にあります。
海外留学と海外就職は全く別のものだと思っておいたほうが良いです。
そこを勘違いしてしまうと「おもっていた海外生活となんか違う。。。」となってしまう可能性が高いです。
もちろん、安定した収入を得ながら海外に住むことができるし、異なる文化に触れたり、現地の友人ができたりとキラキラしたこともできます。
環境に適応しなければいけない
文化、気候、衛生状態、食べ物などの環境の変化に適応する必要があります。
文化に関しては大体なんとかなるのですが、気候、衛生状態と食べ物への適応はかなりシビアな問題になります。
実際に私の周りでもこの3つに適応できずに体調を崩してしまい、駐在をやめることになった人はいます。
というより、海外生活がダメになる原因のほとんどがこの3つに適応できなかった事によるものと言っても過言ではありません。
ちょっとした変化が苦手な人や、好き嫌いの激しい人、潔癖症の人は注意したほうが良いと思います。
日本の衛生状態と食べ物のレベルは世界一です。欧米を含むどこの国に言ったとしても、ここに関して生活水準が下がります。
日本になかなか帰れなくなる
「海外就職をするのだから日本になかなか帰れなくなるのは当たり前だろ!」と思われるかもしれませんが、実際になかなか日本に帰れないとなると話は別です。
日本の情報はあまり入ってこなくなりますし、日本にいる友達や家族とは年に数回程度しか合うことはできなくなります。
赴任した当初は刺激的で楽しい毎日を過ごせるのですが、半年、1年と経ってくるとだんだん慣れてきて寂しさが襲ってきます。
そんなときでも「帰りたいから帰らしてください」なんてことはできません。
海外に来てみたけどホームシックになり帰国という人も少なくありません。
給料は高くない
意外かもしれませんが、駐在員として採用されたとしても給料はピンキリです。
誰もが知っている大手企業や商社の駐在員は一般的なイメージ通り破格の待遇で赴任しているケースが多いです。
それに比べるとに中小企業の駐在員の給料は全然高くありません。
また現地採用の場合は、現地レートで給料が支払われるので日本での給料と比べるとかなり低くなってしまいます。
大企業の駐在員に未経験から転職することは不可能なので、現実は良くて中小企業の駐在員、普通は現地採用だと考えておいたほうが良いです。
待遇に関しては「大手駐在>>>中小駐在>>>現地採用」ぐらいのイメージで大丈夫だと思います。
結論:それでも海外就職してよかった!
海外生活や海外就職のネガティブな側面を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ここまで読んだ上でまだ海外へのあこがれがあるのであれば、その思いは本物だと思います。
どのように海外で就職するのかはこちらの記事を参考にしてみてください。
わたしは海外就職をして色んな人と出会えたし、刺激的な経験もたくさんできました。
好奇心を思う存分満たすことができているので、日本を飛び出してよかったと心から思っています。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください!
東南アジアや台湾、中国、インドなどアジア圏の国も個性豊かで魅力的な国がたくさんあります!アジアだからダメということは全くないです!