こんにちは、Tomoです。
ネットやSNSでミニマリストに対する世間のイメージを調べてみたのですが、その中に「ミニマリストは貧乏人」といったネガティブなものが結構ありました。
- ミニマリストは貧乏くさい
- お金がないから質素な生活をせざるを得ない
- 貧乏人でお金持ちになることを諦めた人
- めちゃくちゃケチな人
私自身もミニマリストなので見ていて若干悲しくなりましたが、個人的にはそう思われてもしょうがないかな〜と思うところもあります。
実際貧乏くさいですし。笑
ただ、現実としてミニマリストはそのイメージとは全く違うということもお伝えしたいと思っています。
この記事で少しでもミニマリストに対するネガティブなイメージを解消できたら幸いです。
貧乏くさく見えてしまう理由も現役ミニマリスト目線で解説するので参考にしてみてください。
目次
ミニマリストはただの貧乏人なのか?
まずミニマリストはただの貧乏人なのか?というところについて、実際のケースや私自身の場合などの実例を交えながらお話しようと思います。
むしろ逆で、実際は経済的に裕福な人が多い
いきなり結論なのですが、実際のミニマリストは貧乏人のイメージとは裏腹に、経済的に裕福な人が多いです。
意外に思う方も多いかもしれませんが、これは事実だと断言できます。
理由は単純で、使わなければお金は貯まっていくからです。
そもそもミニマリストは持ち物を減らすことで身軽に生きることを目指す人なので、普通の人より物を買う機会が少なくなります。
なので必然的にお金を使う機会も少なくなり、勝手にお金が貯まって気がついたらお金持ちになっているという傾向があります。
メディア露出の多い有名なミニマリストたちも、あんな質素な生活をしていますがブログやYoutubeの収益、本の印税収入などでかなり稼いでいるので、資産も相当な額になっていると思います。
他にも、経営者やエリートサラリーマンといった激務で高収入の人たちが、時間の効率化や生活の質の向上を目的としてミニマリストになることもよくあります。
ホリエモンこと堀江貴文さんは著書「ゼロ」の中で「所有することはリスクである」という発言をしており、リスク回避という視点でミニマリズムを実践するというのは新しい考え方だなと思いました。
ローランドは服を1着しか持っていませんし、プロ経営者の中野嘉久さんのように、余ったお金はすべて寄付して財産は一切持たないという超上級者もいます。
- ミニマリストしぶ
- 大原扁理
- ローランド
- 堀江貴文
- 中野嘉久
現役ミニマリストである私の場合【貯蓄額を公開】
そんな有名な人の話を出されてもピンとこないと思うので、私自身を例に普通のミニマリストの経済状況を紹介します。
貧乏人と憐れまれるのも癪なので、ついタイトルに「お金持ちの私」と書いてしまいましたが、私は20代で年収300万円代の普通のサラリーマンです。
気分を悪くされた方にはお詫びします。。。
しかしながら、少ない年収でも年間300万円ほど貯金できており700万円以上の金融資産を持っています。(家賃補助などの福利厚生のおかげでもありますが!)
なので20代~30代の同年代と比べるとかなりお金持っている方だと言えると思います。
ちなみに金融広報中央委員会の調査によると、20代独身の貯蓄額は平均113万円で中央値8万円、30代独身だと平均484万円で中央値206万円だそうです。(*中央値とはデータを小さい順から並べて全体の真ん中にくる値のことです。)
20代単身世帯の平均貯金額は77万円。社会人1年目は平均58万円を貯畜!
30代の平均貯金額は単身世帯で247万円、2人以上世帯で284万円!
私の友人たちもミニマリスト的な人が多いのですが、そういう人には総じて貯金がかなりあります。
なので改めて断言するのですが、ミニマリストに貧乏人は少なく、お金を持っている人の方が多いです。
私は1年後に金融資産が1000万円を突破する見込みです。
貧乏くさいのは認める。。。
散々反論してきましたが、貧乏くさいというところは正直認めざるを得ない部分ではあります。
こればっかりは見る人の主観的による話なので、興味のない人からミニマリストが貧乏くさかったりケチくさく見えてしまうのは止めようがないことだと思います。
私も昔は「たくさん稼いでたくさん使えば良い生活ができる」と思っていたので、ミニマリストのようなシンプルな生活(悪く言えば質素な生活)をする人のことが理解できずにいました。
ただ今となっては、当人たちにはその生活がストレス無く生きられる心地良い生活レベルだからこそミニマリストをしているということが理解できるようになりました。
貧乏だから無理して質素な生活をしているのではないので、憐れまずに温かい目で見ていただけるとありがたいです。
好きでやってるからあわれまないでー!!
ミニマリストが貧乏くさく見える3つの理由
それではなぜミニマリストに貧乏くさいと思われるのでしょうか?
現役ミニマリストの私としては主に3つの理由があると思っています。
メディアで見る有名ミニマリストたちが極端すぎる
ミニマリストしぶさんや大原扁理さんなど、メディア露出のある有名なミニマリストたちは極端な生活をしている方が多いですが、あそこまで極端な生活をしている人はミニマリストの中でもごく一部です。
こういった方たちがメディア露出したおかげでミニマリストの認知度が高まったのですが、それと同時に彼らのような極限ミニマリストがスタンダードであるかのようなイメージがついてしまったように思います。
そういった極端な断捨離や生活のイメージがあるので、ミニマリストは貧乏くさいと思われてしまうのかもしれません。
承認欲求がないので世間体を気にしていない
承認欲求が少なく、世間体をあまり気にしていない人が多いです。
世間からの評価よりも自分の快適さを追求してしまうがゆえに、服が少なすぎていつも同じ服を来たり、何もない狭い部屋に住んだり、と世間の常識とズレた生活をしてしまいます。
このようにミニマリストには世間体を気にしない人が多いので、世捨て人のような印象を与えてしまい、世捨て人⇒浮浪者⇒清潔感が無い⇒貧乏人という感じで貧乏方程式がつながってしまうのだと考えています。
これの究極系とも言えるのが大原扁理さんの「年収90万円で東京ハッピーライフ」で書かれているような生活ですね。
世間体とは対局のような生活ですが、当の本人は至って真面目に生活を楽しんでいるようです。
でもここまで行くと1周回ってリッチな生活に見えるのは私だけでしょうか。。。?
大原扁理さんの本にも書かれていますが、清潔感は最低でも意識するようにしましょう!
世間ではまだまだ少数派だから
世間ではまだまだ少数派なので、誤解されている部分があると思います。
皆さんが馴染みの無いものに警戒心を持つと同様に、ミニマリスト自体がまだ一般的ではないものだからなんとなく警戒されているのだと思います。
「物を持ってなさすぎるからなにか問題があるのではないだろうか?」というところから始まり「貧乏なのか?」「ケチなのか?」「変人なのか?」というふうに世間から品定めされているような感じですね。
これはもうどうしようもない事だと思いますので、気にしたら負けかなと思っています。
どうしても世間の声が気になってします人は「嫌われる勇気」を読んで、気にしないテクニックでも勉強してみると良いと思います。
ミニマリストは貧乏人に見えるけど実はお金持ち
ミニマリストは貧乏くさく見えるだけで、実はお金持ちの人が多いというのが実態です。
みなさんが思っていたミニマリストのイメージは覆すことができたでしょうか?
この記事によってミニマリストに対する評価を上げてもらえたらそれは非常に嬉しいです。
また、コンパクトに生きることはお金に対する不安を消すことにも有効ですし、心に余裕もできやすいです。
興味がある方は小さなことからミニマリズムを初めてみてはいかがでしょうか?