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「〜での稼ぎ方」系の情報商材はマルチ商法と同じスキーム
最近思ったことがあるのですが、「〜での稼ぎ方」みたいな感じの情報商材をよく見るようになった気がします。
たとえば、こんな感じです。
- 〜すれば月収〇〇桁
- 〜での稼ぎ方のロードマップ
- 〜で稼ぐ方法教えます(有料級)
「副業 稼ぐ」とかでググってしまったあかつきにはこういったキーワードが死ぬほど出てきます。みんなお金に困ってるんですかね。。。
わたしは情報商材がすべて悪いとは思いませんが、「〜での稼ぎ方」系の情報商材は買わない方が良いのではないかと思ってます。
理由は、「〜での稼ぎ方」系の情報商材はマルチ商法と同じスキームだと思うからです。
ピラミッド型のマルチ商法スキーム
マルチ商法はネズミ講、MLM(マルチレベルマーケティング)などと呼ばれています。
ビジネスモデルとしてピラミッド型で、先に始めていた人の数%だけが利益が出るようになっており、後から始めた人は確実に養分になるというえげつないものです。もはやビジネスではないですね。。。
勧誘した人が簡単にやめないように洗脳の手法が使われることも多く、最悪の場合には気づかない内に信奉者にさせられて、夢を見せられながら限界まで搾取されます。
人間関係や人生設計に取り返しのつかない悪影響を与えることも少なくないので、単純な詐欺よりもたちが悪いと言えます。
「〜での稼ぎ方」系の情報商材のスキーム
「〜での稼ぎ方」系の情報商材のビジネスモデルは、インターネット上でマルチ商法をしているイメージです。
- 情報商材を売る。
- 情報商材の売上高を見せて儲かっているように見せる。
- さらに売れる。
- しかし再現性がないので買った人が稼げない。
- 「別の稼ぎ方がある」といって新しい情報商材を売る。
- 稼げない人は新しい情報商材を買う
- ④に戻りループする
多分こんな感じです。
再現性がないというところがポイントで、再現性がある情報商材はちゃんとしたビジネスだと思ってます。
情報商材屋がよく言う「稼げるまでやってない。努力が足りない。」というのは一理あるとは思います。
しかしながら稼げる人が少ないということは、その方法の再現性が低いという証明になると思います。
情報商材は製作者が独自に考えたn=1の理論なので、売られている段階ではまだ実証課程にある不完全なものだと思います。
なので、販売された後に多くの人が成果を出してこそ再現性のある方法、つまり有益な情報商材だと証明されるのではないでしょうか?
製作者の方が自分で商品をつくったり、マーケティングをがんばってるところはすごいと思いますが、結果としてマルチ商法とほぼ同じスキームになってしまっているところは残念なところです。
「〜での稼ぎ方」系の情報商材の90%はゴミ、お金と時間の無駄なので買わない方が良い
以上のことから、ほとんどの「〜での稼ぎ方」系の情報商材はマルチ商法と同じスキームです。
マルチ商法スキームの最も恐ろしい点は、思考が侵食されて精神を汚染されてしまうところにあります。
単純な詐欺などでお金を失うだけならまだいいですが、精神汚染はその後の人生や人間関係に影響が出る可能性があります。
そもそも有料の情報商材よりも、インターネットで調べた無料の情報のほうが精度や価値が高かったりすることも多々あります。
有料の方が良い情報のように感じる理由は、自分がお金を払ったものが無価値ではなく良いものだと信じたい人間の心理が影響しているだけです。
完全なるバイアスですね。
甘い言葉に飛びつく前に、ひと呼吸して冷静に判断することをおすすめします。
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